メンヘラコミュ障の悪足掻き

双極性障害と女子高生

迷惑な患者

先日入院してその日のうちに退院してきた。

 

こんな破天荒な結果になってしまった経緯を聞いてもらいたい。

 

まず、その日は週に一度の外来の日だった。

 

いつもは学校帰りに一人で行くのだが、先日の夜から調子が悪く、

 

学校は休んで、母親に外来についてきてもらった。

 

外来につくといつものように外来の看護師さん数名が話を聞きに来てくれる。

 

が、その時は相当調子が悪く、大好きな看護師さんと話をすることでさえも苦痛だった。

 

待合室で待っている時に母親にある提案をされた。

 

「バイトが10月4日まで休みなんでしょ?あんまりしんどかったら、1泊や2泊だけでも休息入院したらどう?」

 

この提案に私はとても葛藤した。

 

入院して少しでもストレス源である母の彼氏から遠ざかって休息したい。

 

しかし、病棟は5つに分けられていて、自分が知ってる看護師さんがいる病棟はその内の2つだけ。

 

もし知ってる看護師さんのいない病棟に入院することになるなら入院せずに家にいる方がマシかもしれない。

 

とても悩んでいた。

 

そんな中主治医に呼ばれ診察室へ入る。

 

いつもは1人で入る診察室も今日は母親と一緒に入る。

 

主治医「だいぶしんどそうだね、今の気分は10点中何点くらい?」

 

私「今は3点で夜は2点」

 

(前回退院する時に、気分の点数が2点になったら入院するという約束をしていた。)

 

主治医「入院してもらいたいけどバイトがあるんだよね」

 

私「うん」

 

母「バイトが4日まで休みなのでもし病院側が良ければ1泊や2泊で入院とかできないんですかね」

 

主治医「それはできますよ、短期で入院しようか」

 

私「知ってる看護師さんがいる病棟だったらする」

 

主治医「今病棟に連絡して空きがあるか確認してみるね」

 

主治医が電話しに診察室からでた。

 

私は知ってる看護師さんがいる病棟が空いてなかったら入院しないつもりだった。

 

今回の入院は任意だろうとも思っていた。

 

主治医が戻ってきた。

 

主治医「○○病棟が空いてるよ。知ってる看護師さんがいる病棟だね。ここで少しの間入院しようか。」

 

よかった、大好きな看護師さん達に会える、休息できる、ゆっくりしよう、そう思っていた。

 

主治医「じゃあ今回はドクターストップということで医療保護入院ね。隔離で部屋に鍵もかけるからね。

 

部屋は保護室ね。荷物も何も持ち込めないから。あ、それと病衣にも着替えてもらうからね。」

 

私は呆然として何も言えなかった。

 

こんなに厳しい制限かけられるなんて思ってもみなかった。

 

こんなの私がODして入院したときと同じじゃないか。

 

でもここで暴れたところで医療保護入院だから入院を辞めることも出来ないしただ身体拘束されるだけなのでとりあえず従った。

 

外来の看護師さん達に見送られ、入院する病棟に向かった。

 

病棟に付くと大好きな看護師さん達に迎え入れられた。

 

その病棟に入院するのは久しぶりだったのでとても懐かしかった。

 

体重測定や採血、心電図など、一通り入院する準備を終えて部屋でゆっくりしていた。

 

なんせ畳がひかれただけの何も無い部屋だったので寝ることしかできなかった。

 

しばらくして、主治医が病室にきた。

 

主治医「悪いんだけど急患がきてこの部屋に入院することになってしまって、、、申し訳ないけど○○病棟に移ってもらってもいいかな?」

 

私は拒否した。

 

私が移れと言われた病棟は、私の知ってる看護師さんがいない病棟だった。

 

私「この病棟にいられないなら帰る。退院する。」

 

主治医「それはお母さんとも相談してから決めよう。とりあえず○○病棟に移ってから話をしよう。」

 

うまく言いくるめられた私は泣く泣く転棟した。

 

転棟さきの病棟では、案の定看護師さんが冷たかった。

 

いや、もしかしたら私が慣れてないが故にそう感じただけなのかもしれない。

 

私が泣きじゃくっていると、

 

看護師「そんな若い子がボロボロ泣くもんじゃないよ!」

 

と言われたり、とにかく私はその病棟にいること自体が辛かった。

 

どうしても今日退院しなければならない、そう思った。

 

しばらくして、母親と主治医と私で話し合いをした。

 

「危ないことはしない」「しんどくなったらすぐに病院に電話するor行く」という約束をした上での退院となった。

 

結局帰ってから調子が悪くなって、ちょっとしたことで過呼吸になってしまった。

 

次の訪問看護は6日の土曜日。

 

その日までなんとか耐えなきゃいけない。

 

大丈夫、がんばれる。